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2012年03月13日(火)

[ 新たなメンバー181 ]

181彼の名は『181』逃げてしまった黒猫の飼い主である。せっかく廃棄を逃れ猫の世話係という役職をもらったにも関わらず彼はその猫に逃げられてしまったのだ。不安がよぎる『181』のもとにSLから召集がかかる。今度こそ廃棄処分にされてしまうのか?放心状態の彼にSL側は一枚の報告書を見せる。

 

「現実世界に身をおいている563からの報告だ」

 

「黒猫」本文「SL側からの要請。黒猫の確認だがたしかにコチラの世界に存在する。716.082.106.894が逃走した際に紛れ込んでいたようだ。この猫を送還したほうがいいのか?」『181』は猫が見つかったという安堵感と自分の過ちで猫に逃げられた今後の処罰を恐れる恐怖感で複雑な表情を浮かべていた。しかしSL側は181に意外な指令を下す。

 

「現実世界に黒猫が行ってしまった以上、181が向こうの世界に行き黒猫の世話をする事。与えられた役職を最後まで全うせよ」

 

181は処分されることなく現実世界での生活を命令されたのだ。しかしこれには裏がある。082が今現在部屋に閉じこもり、106が管理下に置かれてる今の状況…563を除く2体(716.894)のH.I.Mのみしか現実世界のサンプルを提供するものがいなくなってしまうことを危惧したSL側の大胆な発想だったのである。なおかつ、もし181が716や082.106.894に比べ情報収集力が劣っているのならすぐにでも強制送還させればことは済む。研究所内の欠陥品のH.I.Mから一体を選べば他のH.I.M達から不満が出ることに多少なりとも不安視していたSLにとって「好都合」だったわけである。

 

かくして181は表向きは猫の飼育として現実世界に足を踏み入れることとなる。SL側の事情など知る由も無かった…現実世界に到着したという報告を受けた後、SLはMIDICRONICAの情報サンプルファイルに新しくこう書き込んだのであった。

 

midicronica…716.106.082.894.563.……181.


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